2019年1月に、すい臓がんが見つかりました。
前回の記事【ブログスタート】にも書きましたが、長らく胃の不調に悩まされ、自らが胃がんではないかと疑っていましたが、まさかのすい臓がんであることが判明しました。
元気になった今、「どうしてすい臓がんが見つかったのか?」というご質問を受けます。
これは、お客様や知人ばかりではなく、知り合いの医師からもよく聞かれました。
膵臓は胃の後ろにあって、なかなか がんが見つかりにくい臓器でもあります。また沈黙の臓器とも言われ、初期症状が出にくく、見つかった時にはかなり進行していて、すい臓以外に転移し、手遅れというケースもよくあるようです。
そこで、今日はどうしてすい臓がんが見つかったのかについて書きたいと思います。
膵臓がんに限らず、とっても大切なことなので是非最後まで読んでいただきたいと思います。
症状はあったのか?
「どうして見つかったのか?」というご質問とともに、「何か症状は出ていなかったのか?」とか「どこか不調はなかったのか?」ということもよく聞かれます。
すい臓がんが見つかったのは2019年1月。
実はその前の年の2018年10月頃から、胃の調子が良くなくて市販の胃薬を飲み始めていました。
こんなに長期化するということは、もしかすると、胃がんかも!と思い始めていました。
そんなことを考えていると、机の目の前に協会けんぽの健康診断の申込書が放置されているのを目にしました。それが12月初旬のことです。
そこで近所の検診クリニックに予約の電話を入れたところ幸いにも12月27日が空いていました。
そして検診にはオプションで、「前立腺がん」と「すい臓がん」の腫瘍マーカーも追加しました。
検診の結果は
健康診断の結果が翌年2019年の1月20日ごろ届きました。
すると、想定通り【胃の要精密検査】という結果が届きました。
やはり胃がんだったのか!!
ちなみに、「前立腺がん」と「すい臓がん」の腫瘍マーカーの結果は良好。
この二つのがんではないことに、安心していました V(^▽^)/ が・・・。
ということで、胃がんの可能性が高いであろうから、精密検査は良い医師にお願いしようと思い、近所で評判の良い医師 を探しました。
結果的には、ここが大きなポイントでもありました。
要精密検査
健康診断では、胃の検査はバリウムでした。精密検査は胃カメラを飲むこととなり、予約して評判の良い医師のところへ行きました。
そして胃カメラの結果は予想に反して異常なしでした。
そして、ここからがその評判のA先生らしい診察でした。「念のためにエコーで見ておきましょう。」ということでエコーが始まりました。
すると少ししてA医師が「ん??」「あれ?」という、非常に恐ろしい言葉が・・・。
「先生、何かあるんですか?」との私の問いに「見えてはいけないところに、何かが見えるんですよ。」って。
「念のため、CTを受けてみませんか?」とA医師から言われ、その病院にはCTの装置がないため翌日に違う病院に行ってCTを受けました。
CT検査を受けたあと、その違う病院のB医師から衝撃の言葉が!!
「私は長いこと医者をやってるけど、こんなすい臓がんは初めて見ました!」と Σ(゚Д゚;)ギクッ
「え!!すい臓がんなんですか?」と聞くと
「あ!ちゃんと大きな病院で診てもらわないと何とも言えないけど。この辺の町医者では無理なんでA先生に大きな病院を紹介してもらってください。」とB医師から告げられ、画像をA医師に送ってもらうこととなりました。
その後、広島大学病院に行くこととなるのですが、その話はまた後日。
命を取り留めたポイント
今回の、すい臓がんが見つかるまでの過程を話しましたが、命を取り留めたポイントがいくつかあります。
以下にそのポイントをまとめております。
皆さんの参考になるはずですのでよく覚えておいてください。
- 市販薬を1ヵ月飲んで改善しない場合は、もっと大きな病気を疑え!
- 定期的な健康診断には必ず行くこと!!
- 医師選びは本当に大事。命のかかわることがあるから。